サッカー選手の育成とお金

子供にサッカーをやらせ、小中高大まで続けさせた場合、結構な額になるのは目に見えています。なぜにそこまでお金がかかるのかですが、その要素として遠征があります。色々なところに遠征するたびにお金がかかります。もちろん、毎月の維持費や道具の費用などもかかるものの、遠征は毎週のように行われ、そのたびに出費がかさむことになるため、そのあたりを覚悟する必要があります。

中学や高校の部活などでも強いところであれば色々なところへ遠征するのは当然であり、育成にはかなりの費用がかかってしまいます。育成にお金がかかるという点ではプロに入ってからも同じことです。最初から活躍できる人はほとんどおらず、華々しいデビューを飾るのであればユースチームの日本代表に選ばれ、そこで名前を売り、キャリアを重ねることですが、そんなことができるのは一握りです。

たいていの場合は別のチームにレンタル移籍し、そこで頭角を現し、別のチームへの完全移籍を目指すという流れです。サッカー選手のキャリアは思っている以上に短く、しかも地味なものです。一流の選手に育成するには根気のいる作業、そしてユースの時から考えて計画を立てて育てていく必要があります。